200403 朝鮮日報日本語版
【ソウル聯合ニュース】
韓国の統一部によると、今年1~3月に韓国入りした北朝鮮脱出住民(脱北者)は135人(男性39人、女性96人)だった。前年同期(229人)比で41%減少しており、2009年以降の1~3月期で最も少なかった。
韓国に定着する脱北者は2000年以降増え続けたが、09年の2914人をピークに減少している。12年の金正恩体制発足後、年間1100~1500人水準に減り、昨年は1047人にとどまった。
脱北者が減少した主な原因としては、北朝鮮と中国当局の国境地域での監視強化や脱北に必要な費用の上昇などが挙げられる。
今年は北朝鮮が新型コロナウイルスの流入防止のため、厳しい国境封鎖措置を取っており、脱北がさらに困難になったとの見方もある。
※注
2020年4月7日現在、韓国統一部(省)から公式資料発表はない。【川﨑】