「労働党幹部と朝鮮人民諸君へ」と題するメッセージの発信
特定非営利活動法人北朝鮮難民救援基金は、1998年に北朝鮮の人権無視と人道犯罪に対して厳しく
対峙する方針を掲げ、その被害者たちを救出するために設立されました。
北朝鮮から食糧や基本的な人権を求めて国外に脱出、安全な第三国への移住を求める人々を当基金
が安全圏へ誘導した人の数は200人を超えました。定住地は、日本、韓国、アメリカ、カナダ、オー
ストラリア、イギリスなどです。
私たちの活動は非政治的で特定宗教から独立した非営利団体であり、当基金の活動の趣旨に賛同し
て下さる方々の募金によって運営されています。私たちの活動は、人権擁護を唱えるだけでなく、生
命の危険に陥った脱北者を助ける実働活動で、必ず結果を出してきた有言実行の団体です。しかし、
安全第一を求められる活動の性格上、活動内容を事前に公開して資金を募れない悩ましさがあります
。
ここ数年来コロナ19の世界的大感染によって当基金の活動は、停滞を余儀なくされています。
陸路の脱北ルートは、中朝国境が高いコンクリート塀と有刺鉄線でふさがれ、顔認証技術とAI技術
によって、脱北ルートは徹底的な監視と追及を受けることになりました。中朝国境地帯からの北朝鮮
国内との連絡網は、北朝鮮側の電波探査班の取り締まりを受け、陸路の救援・支援ルートは麻痺して
います。
このままの状態が続けば、金日成、金正日、金正恩と三代にわたる独裁はより強固になり、北朝鮮
の一般国民はさらなる差別と人権侵害に苦しむことになります。
この苦境に直面して、私たちは絶えず洗脳教育を受けている北朝鮮の人々に「真実」を伝えて洗脳
から覚醒させることが、北朝鮮の人権改善にささやかながら貢献できるのではないかと判断しました
。
2024年1月、北朝鮮の国家安全保衛部、労働党、国防省の外貨稼ぎ部門、瀋陽の北朝鮮領事館、中
国側の公安部、経済開発委員会などを巻き込むストライキ暴動事件が発生しました。
中国側は中国に滞在する10万人の出稼ぎ労働者全員を帰国させる決定をし、新たな労働者の派遣を
認めないことになりました。
派遣労働者が自らの権利のために弾圧を承知で立ち上がった画期的な事件です。この事件の意味を
北朝鮮の人々に知らせることも意味があると思います。
そこで、世界は北朝鮮をどのように見ているのか、なぜ経済制裁を科しているのかなどの「真実」
を知らせるビラを飛ばす準備をしています。計画では風が北に向かって吹く9月末までに実施を予定
しています。ビラ作成費用などの一次実行資金50万円が必要です。趣旨にご賛同下さり、ご支援を賜
りたく宜しくお願い申し上げます。
ご支援頂ける場合は、下記口座へお願いいたします。(銀行は「個人情報保護法」のため、お名前
しか通知してくれませんので、基金までご連絡頂ければ幸いです)
~~~ 記 ~~~
郵 便 振 替 : 00160‐7‐116613
ゆうちょ銀行9900:018(ゼロイチハチ)店 普通預金 3550759
みずほ 銀行0001:本郷支店 075 普通預金 2489718
MUFJ 銀行0005:本郷支店 351 普通預金 0111900
口座名は全て、北朝鮮難民救援基金です。
東京都文京区本郷1-33-3-801
nkkikin98@gmail.com Tel/Fax: 03-3815-8127
北朝鮮難民救援基金 理事長 眞鍋貞樹
計画本部・緊急脱北相談窓口 +81-080-2947-8873