【NEWS 128】招請状 北朝鮮難民救援基金代25回総会

 ロシアのウクライナ侵略は深刻な人命の抹殺が繰り返されています。70年以上にわたって維持されてきた平和と安全の枠組みが崩壊しかかっています。プーチン大統領は核兵器の使用を躊躇しないと繰り返し、もしかするとそれが現実になるかもしれないことに恐怖を覚えます。

 ロシア・ウクライナ戦争の別の懸念は、エネルギーと食糧危機の問題でもあります。ウクライナの穀物輸出は,ロシアが武器の輸出とみなし、小麦やトウモロコシなどの穀物を運搬する貨物船を爆撃、世界の穀物需給バランスを混乱させています。穀物の輸出価格の高騰はアフリカ諸国の食糧事情を圧迫し、飼料穀物の高騰は日本の養鶏、養豚、酪農、乳製品生産の価格を押し上げ国民生活を圧迫しています。

 イスラエルのパレスチナのガザに対する軍事侵略は、今やパレスチナのホロコーストの観があります。そして国際刑事裁判所(ICC)は、イスラエルのネタニヤフ首相と政権幹部、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を出しています。しかし、武力による現状変更の野望は、国際的な圧力も押しのけ、さらに多くの人命の抹殺に追い込んでいます。

 最近の北朝鮮とロシアの急接近は、ウクライナの戦場に北朝鮮製ミサイルの残骸を見るまでになっています。

 AI技術による顔認証を利用した人々の監視は、中国国内の隅々までいきわたっています。そのため、中国から安全な第三国へ脱北者の誘導を担っていたキリスト教の宣教師

は、ほぼ完全に国外退去処分、再入国禁止になっています。もはや中国国内を安全に移動する空間は残されていません。

複雑な国際情勢の危機の只中で北朝鮮難民救援基金は第27回総会を迎えます。

当基金は人権と人道の立場から苦しみと苦難にあえぐ人々を救援し、希望を見出す一条の光を共に探りたいのです。ここに会員の皆様の総会への出席を招請します。

 皆様の英知を結集し、道を作りましょう。

 

会長  加藤 博

理事長 眞鍋貞樹

 

 総会は対面並びにON LINE(ZOOM)の両方式で行います。総会参加資格は正会員に限ります。

 なおON LINE方式をご希望の方は、事前に下記の電話、FAXあるいはE‐Mail Add宛にお知らせください。

 

TEL/FAX 03‐3815‐8127

E-mail nkkikin98@gmail.com

 

総会開催要領

日時:10月20日(日) 受付13:30

    開会 14:00  閉会17:00

場所:東京文京区春日1-16-21

   文京シビックホール4F会議室

交通:東京メトロ丸の内線後楽園駅下車、

大江戸線、三田線春日駅下車

連絡:03‐3815‐8127

 

   090‐1408‐3025

 

 

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