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2月24日(土)朝鮮有事事態と難民問題セミナー④

朝鮮有事事態と難民問題セミナー(主催:北朝鮮難民救援基金)

「日本の安全保障と難民流出問題」(守屋武昌氏)

 

韓国では平昌冬季五輪が開催され、南北合同チームが結成されました。

 

そこに金正恩朝鮮労働党委員長の 妹の金与正氏、金永南最高人民会議常任委員長を始めとした

北朝鮮政権の高官が訪韓し、文在寅大統領らと友好親善の輪を築くなど五輪和平ムードに包まれました。

 

その一方で、北朝鮮は市民の暮らしを犠牲にして、2月8日に朝鮮人民軍創建70周年の軍事パレードを強行するなど、核・ミサイル開発の成果を背景にした 恫喝外交を続けている。まさに朝鮮半島は「平和」と「危機」とが交錯する複雑かつ危うい状況にあります。

 

しかし、半島の事態がいかなる方向に向かうとも、私たちは平和を願いつつ、人権の解放と尊重を念頭に行動したい。その重要な一項に朝鮮半島有事の際の難民流出問題があると考えています。

 

今回は日本の安全保障政策に熟知した守屋武昌元防衛事務次官を招いて

「日本の安全保障と難民問題」を取り上げました。

 

 

講演タイトル「ラオス・タイ国境地帯の調査旅行報告」

 

■講演者

田辺信道氏(映像作家)/加藤博(当基金理事長)

 

■講演概要

依然として無くならない脱北者の流れを追ってタイ・ラオス国境、およそ 1000 キロを走破した。

国境を管理 するタイ、ラオスの警察の当事者の話を映像を交えて紹介する。 

 

・日時:2月24日(土)13時開場:13時30分開会〜16時30分閉会  

・場所:人権ライブラリー(?03−5777−1919):港区芝大門2−10−12

・定員:40名

・アクセス:JR浜松町駅から徒歩5、6分。都営大江戸線大門駅から5分。 

・連絡先:03−3815−8127 北朝鮮難民救援基金 

 

■講演者プロフィール

守屋武昌/もりやたけまさ 防衛評論家。元防衛事務次官。

1944年・昭和19年生まれ。宮城県塩 釜市出身。

 

東北大学法学部卒。1971年、昭和46年、防衛庁入庁。

防衛政策課長、内閣審議官、防衛施設庁施設部長、長官官房長、防衛 局長、事務次官など要職を歴任。防衛庁きっての政策通として安全保障 政策に通じ、統率力を発揮し難問を次々に解決。また、テロ対策特別措置法やイラク特措法の制定、長年の悲願だった防衛庁の省昇格なども実現した。

 

2007年・平成19年に退官したが、在任中の収賄容疑で逮捕され、最高裁での上告取り下げで実刑が確定。2年弱にわたる栃木県さくら市の喜連川社会復帰センターでの生活を経て社会復帰を果たした。

以後、独立して評論・執筆活動に取り組む。

 

著書に『「普天間」交渉秘録』(新潮 社、2010年)、『日本防衛秘録』(新潮社、2013年)、

 

『日本防衛秘録 —自衛隊は日本を守れるかー』(新潮文庫、2016年)などがある。 

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