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【News108】救いの手を差し伸べて下さい!

ご寄付を賜った皆様方のおかげで、NEWS107に掲載した方々の救援は成功裏に終了しました。心から感謝申し上げます。現在、母子1組と単身女性の救援を進めております。現時点で、まだ救援に着手できていない救援要請者は、以下の通りです。(編集部)

KUHと娘 (33歳、4歳) 両江道恵山市出身 2014年脱北

私は幼い時から両親と両江道恵山市で困難な生活を送り、ついにその生活状態に耐えきれなくなり、お金を儲けようと川を越えて中国に来ました。しかし、脱北者の身分では働くことも難しく、身元が確かでない女を受け入れる所も無く、売られると思いながらも田舎の男に嫁入りしました。夫は酒を飲めば常に、カネで買った女という理由で軽蔑、無視します。無視といじめの生活で、自由に外出もできず、夫との間で生まれた幼い娘のため、血の涙をこらえて生きて来ました。金で売られた女という蔑視に耐えて生きた経験のない人には、この悔しさはとても理解不能でしょう。夫は、中国の女とふざけ合って私を無視します。 常に軽蔑され、いつ捕まって北へ送還されないかと常に怯えながら生きるよりも、韓国に行く道だけが私の生きる道だと考えました。娘とともに韓国に行けるよう、助けて下さい。

CSHと娘 (28歳、3歳) 両江道恵山市出身 2012年脱北

私は両江道恵山市で暮らしていましたが、あまりにも苦しい生活に耐え切れず、売られるのを覚悟して21歳で中国に来ました。人身売買ブローカーによって農村の漢族男に売られました。恵山に帰りたくても帰れず、中国語も分からず、身分の無い朝鮮女に行き場はありません。常にオシのように話もせず、朝鮮女と軽蔑する夫と暮らしてきました。希望も無く、娘も母親が朝鮮女という理由で国籍も無く生きねばならないと考えると、血の涙が出て止まりません。また、いつ捕まるかという恐怖が重なり、これ以上中国の地で生きられません。 人間らしく生きられる韓国に、娘とともに行きたいです。国籍がなく人間として扱われない私と娘が、中国から韓国に行けるように助けて下さい。

YJHと娘 (31歳、年齢不詳) 両江道恵山市出身 2010年脱北

私は、両江道恵山市で暮らし、中国に行けばお金儲けできると人に騙されて中国に川を越えて来ましたが、中国の小さな農村に売られて来ました。逃げたくても、中国語が一言も分からず、中国内陸部まで売られて来て、消息の知れない娘を心配している親を思って泣き明かした夜がどれ程だったか分かりません。漢族男と生活し、いつも逃げたかったが、男との間に産まれた不憫な子供のために足をとられ、今も涙を飲み込んで生きています。朝鮮女という理由で漢族から虐待を受けながら、訴える所も無く、子供を産めば何か良くなるだろうという漠然とした期待を抱いていましたが、漢族夫の家で虐待は止みませんでした。常に逃亡の機会を探りましたが、身分ない朝鮮女が逃げる所も無く、いつ捕えられて送還されるかと常に胸を締め付けられながら生きています。娘とともに韓国に行きたいです。助けてください。

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